2019年8月1日発売
四六判並製/120ページ
装丁:黒木雅巳
ISBN:978-4-9909782-1-1
靴からはじまる、6人のストーリー。
「靴のおはなし」待望の第二弾!
靴は、ほとんどの人が持っていて、ほぼ毎日使うもの。
そんな身の回りにある「靴」をテーマに
個性あふれる6名の著者が、小説やエッセイ、詩を繰り広げます。
すべて書き下ろしのお楽しみの内容。
作家、落語家、詩人、写真家、それぞれの視点が光る一冊です!
巻末には、著者に聞く「靴にまつわるQ&A」も収録。
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▪️著者プロフィール▪️
いしいしんじ
1966年生まれ。作家。
著書に「アムステルダムの犬」(講談社)、「ぶらんこ乗り」(新潮社)、「トリツカレ男」(新潮社)、「悪声」(文藝春秋)ほか。「麦ふみクーツェ」(新潮社)で坪田譲治文学賞受賞。
石川直樹
1977年生まれ。写真家。人類学、民俗学 などの領域に関心を持ち、辺境から都市まで あらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。
「NEW DIMENSION」(赤々舎 )、「POLAR 」(リトルモア)で、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。 「CORONA」(青土社)で、土門拳賞を受賞。 著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した「最後の冒険家」(集英社)ほか多数。最新刊に、エッセイ「極北へ」(毎日新聞出版)、写真集「 Ama Dablam」(SLANT) 、「 この星の 光の地図を写す」(リトルモア)など。
岩瀬成子
1950年生まれ。児童文学作家。
1977年「朝はだんだん見えてくる」(理論社)を発表。1992年「『うそじゃないよ』と谷川くんはいった」(PHP研究所)で小学館文学賞を受賞。1995年「迷い鳥とぶ」(理論社)、「ステゴザウルス」(マガジンハウス)で路傍の石文学賞を受賞。2008年「そのぬくもりはきえない」(偕成社)で日本児童文学者協会賞を受賞。2014年「あたらしい子がきて」(岩崎書店)で野間児童文芸賞を受賞。
桂 南天
1967年生まれ。落語家。
桂べかこ(現・南光)に入門。旧芸名は桂こごろう。2009年「第1回桂南光こごろう親子会」。2012年、サンケイホールブリーゼにて二代目桂南天を襲名。レギュラーにMBSテレビ「ちちんぷいぷい」内「昔の人は偉かった」ナレーション担当、ABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」木曜日パートナー。落語家・桂雀喜との漫才コンビ「ねこまんま」としても活動中。
高橋久美子
1982年生まれ。作家・作詞家。
チャットモンチーのドラム・作詞家として活躍後、作家・作詞家に。
原田知世、ももいろクローバーZ、大原櫻子など様々なアーティストの作詞を手がける。
著書にエッセイ集「いっぴき」、詩画集「太陽は宇宙を飛び出した」、絵本「赤い金魚と赤いとうがらし」など。
翻訳絵本「おかあさんはね」でようちえん絵本大賞受賞。NHKラジオ第一「うたことば」のMCも。
西尾勝彦
1972年生まれ。
詩集「歩きながらはじまること」、「光ったり眠ったりしているものたち」、詩的な実用書「のほほんと暮らす」など。
森のそばで、ひっそりと暮らしています。庭に寝ころんで、青っぽい空とすきとおった空気をながめているのが好きです。自転車を漕いだり、古いクルマのイスに座っているのも好きです。