2018年5月発売
四六判並製/118ページ
装丁:黒木雅巳
ISBN:978-4-9909782-0-4
靴からはじまる、5人のストーリー。
「靴のおはなし」待望の第一弾!
靴は、ほとんどの人が持っていて
ほぼ毎日使うもの。
そんな身の回りにある「靴」をテーマに
個性豊かな5名の著者が
小説やエッセイを繰り広げます。
すべて書き下ろしのお楽しみの内容。
小説家、ダンサー、歌人、エッセイスト、
それぞれの視点が光る一冊です!
巻末には、著者に聞く「靴にまつわるQ&A」も収録。
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▪️著者プロフィール▪️
いしいしんじ
1966年生まれ。作家。
著書に「アムステルダムの犬」(講談社)、「ぶらんこ乗り」(新潮社)、「トリツカレ男」(新潮社)、「悪声」(文藝春秋)ほか。「麦ふみクーツェ」(新潮社)で坪田譲治文学賞受賞。
大竹昭子
1950年生まれ。作家。小説、エッセイ、ノンフィクション、写真評論、書評、映画評など、ジャンルを横断して執筆。
トークと朗読の会〈カタリココ〉主催。著書に「図鑑少年」(小学館)、「この写真がすごい」(朝日出版社)、「ニューヨーク1980」(赤々舎)、「間取りと妄想」(亜紀書房)、「須賀敦子の旅路」(文春文庫)ほか。
近藤良平
1968年生まれ。ダンサー、振付家。学ランを着用する男性だけのダンスカンパニー「コンドルズ」主宰。
国内をはじめ数多くの海外公演ツアーもこなす。2004年に第四回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞、2017年に第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
テレビや舞台、ミュージシャンのPVなどで振付家として活躍するほか、女子美術大学、立教大学などの非常勤講師も務めている。
千葉 聡
1968年生まれ。歌人、高校教諭。短歌誌「かばん」会員。第41回短歌研究新人賞受賞。
著書に『今日の放課後、短歌部へ!』(KADOKAWA)、『短歌は最強アイテム――高校生活の悩みに効きます』(岩波ジュニア新書)など。月刊「短歌研究」にてエッセイ「人生処方歌集」を連載中。
広瀬裕子
1965年生まれ。エッセイスト、編集者、設計事務所ディレクター。
こころとからだ、日々の時間、食べるもの、つかうもの、目に見えるもの、見えないものを大切に思い、表現している。著書に「50歳からはじまるあたらしい暮らし」(PHP研究所)、「手にするものしないもの 残すもの残さないもの」(オレンジページ)ほか。